退職お父さんの再雇用の日々 ➖お金のこと、日常のこと➖

2023年に定年退職し現在再雇用中のお父さんのつぶやきブログ

資産の現金比率高すぎなのやっぱやばいらしい

退職お父さんだよ。

 

はてなブログで素晴らしい記事を見つけた!!

freefppt.com

退職お父さんの自分自身のぼんやりとした課題意識が明確に言語化されていて「あ、そういうことだよね」と思ったよ。上記記事の趣旨だけまとめればタイトルの通り「日本人の金融資産、現金比率の高さに注意!新NISA活用は必須」。最後に記事の著者ご自身の結論として「新NISAに関しては5-10年で1800万円の利用可能額を埋める予定です。20-50歳代で給与が日本人の平均値、中央値付近の方であればこの程度までリスクを取っても良いと考えています」。

 

困ったことに「現金比率の高さ」は退職お父さんにもそのまま当てはまる。そして退職お父さんはすでに60代前半の再雇用組であり「20-50歳代で給与が平均値/中央値」からはどんどん外れつつあることだよ。ガーン、やばいよね ´д` ;

 

具体的に退職お父さんの資産の現金比率はどうなっているのか、以前の記事でこんなことを書いたよ。

  • 退職金(現金)
  • 確定拠出年金 
  • 財形貯蓄 
  • 積立個人年金
  • 貯蓄型生命保険(職場に売りに来たやつ)

個人年金と生命保険の解約返戻金は利率1%程度で安全資産と見做せる。つまり確定拠出年金の投資信託分を除くと全部 安全資産(現金みたいなもの)ということになる。比率で言うと安全資産:リスク資産=9:1くらい。まったくインフレリスクに対応できていない orz。

 

なんで現金比率9割が問題かというと、この先 年金で足りない分を現金から取り崩すわけだよ。つまり手持ちの現金が使った分純粋に目減りする。インフレが進んでも年金の増額は期待できず結局取り崩す金額が増える。これらは多分心理的にかなりしんどい。ちょっと前に老後2000万円問題が言われた時、「年金で足りない分を毎年100万円くらいそこから補填すると20年しか持たない。足りないな」と思ったあなた、それは2000万円が全部現金だからなんだよ。この2000万円が全部平均年利5%のリスク資産とすると毎年100万円づつ取り崩しても40年は持つからね。ただこれだと3割の下落で600万円ふっとぶ。これはこれでやばすぎだよ。ではどうする?

 

どうするかというと記事にもあるようにインフレに対抗できるリスク資産をある程度持てば増える部分もあるので資産が長持ちする。具体的には手持ちの現金の一部で新NISA枠を使い投資信託を買うこと=一部の安全資産をリスク資産に変換することかなと考えている。始めたIDECOもその一部だね。安全資産とリスク資産の割合はどうしたらいいの、という話は次回にしたい。

 

 

ここから下は退職お父さんの反省文なのだけど、40代くらいの現役バリバリサラリーマンさんたちは読んだほうが良いかも。

 

なんでこんなこと(現金比率9割)になってしまったのか。正直に言えば、退職お父さんが退職する前、基本的にはお金のことは余り考えなかったのよ (´・ω・`)。そこそこのお給料からいくつか積立をやってるし退職金も出るだろうし。やっぱり仕事のこと、家庭のこと、趣味のことに頭を使い、たまに変わり映えのしない給与明細を見る程度。

55歳の時 役職定年というやつで管理職を外れて、ようやくそれぞれの積み立てがいくらくらいあるのか初めて把握したものだったよ。しかしそこで(なにも勉強せずに)個別株投資を少額やってほぼ失敗してその辺からまたお金から遠ざかり、、、。約1年前に退職して再雇用されて、ようやく真面目にお金の勉強を始めたばかり。

 

お金のことを全く知らなかった過去の自分に今言いたいこと:

30歳の自分に:その調子で積立いろいろ頑張れ!

40歳の自分に:それぞれの積立の残高くらい見ろ!

55歳の自分に:お金の勉強を始めろ。山崎元さん読め。

 

本当に言いたいのは「積立投資の重要性に気がついて勉強して投資はじめろよ」だよ。出来れば35歳の自分に、遅くとも50歳の自分に。でもね、言われても多分無理だったとも思う。35歳は課長に成り立てで死ぬほど忙しかったし、50歳は部長を初めて少し経った時、どちらも仕事は充実してたし、お給料も上がって、積立投資に興味を持つ必然性がほとんどなかった。

 

まあこれも人生だし幸い現金資産(=安全資産)はそこそこあるわけなので、これから山あり谷ありの人生を頑張っていこう *\(^o^)/*